見積りの単位(kg・m³・台)が業者ごとに違います。どう比べればいいですか?
比重(1m³あたりの重さ)を使って単位をそろえ、運搬費・処分費・処分税・マニフェスト費などを足した「総額」で比べます。単価だけを並べて比べると、判断を誤りやすくなります。
単位がばらばらになる理由
要点: 業者は自社の計量方法や車両に合わせて単価を出すので、見積りにはkg単価・m³単価・車1台あたりの単価が混在します。比べるときは、どれか1つの単位にそろえてください。
- kg(t)単価: 計量器(トラックスケールなど)で量った重さに単価を掛ける方法
- m³単価: 容器や荷台の体積に単価を掛ける方法。軽くてかさばる物は、重さのわりに体積が大きくなります
- 台単価: 「2t車1台あたり」のように、車両の大きさと台数で決める方法(収集運搬費で一般的)
比重での換算
換算の式は、重さ(kg)= 体積(m³)× 比重(t/m³)× 1,000です。比重の目安には、環境省が通知(平成18年12月27日)の別添で示している換算係数が使えます。通知はこれを「マクロ的な重量を把握するための参考値」としています。主な品目の値は次のとおりです。
| 品目 | 比重の目安(t/m³) |
|---|---|
| 廃プラスチック類 | 約0.35 |
| 紙くず | 約0.30 |
| 木くず | 約0.55 |
| 金属くず | 約1.13 |
| がれき類 | 約1.48 |
想定例: 廃プラスチック類4m³は、4 × 0.35 = 約1.4tです。kg単価50円の見積りなら約70,000円、m³単価15,000円の見積りなら60,000円になります(どちらも、当サイトの目安である25〜100円/kg・4,000〜18,000円/m³の範囲で置いた仮の値です)。実際の比重は、詰め方や中身で大きく変わります。計量した実績があれば、そちらを使ってください。
総額でそろえる項目
| 項目 | 確認すること |
|---|---|
| 運搬費 | 車両サイズ・台数、待機や手積みの追加料金 |
| 処分費 | 単価と数量、最低料金の有無 |
| 処分税 | 導入している自治体では別に加算されることがある |
| マニフェスト費 | 1部あたりの手数料、電子マニフェストの利用料 |
| その他 | 容器代(フレコンバッグなど)、分別作業費、計量費 |
「一式」とまとめて書かれた見積りは、内訳を出してもらいましょう。費用の目安は費用シミュレーターでも確かめられます。極端に安い見積りは、不適正な処理につながるおそれがあるので注意してください(無許可業者の見分け方)。
根拠と確認先
このページで説明した制度や数字の根拠となる資料です。
運用は都道府県や市区町村によって異なる場合があります。個別のケースは、事業所のある自治体の担当窓口にご確認ください。