産業廃棄物の費用シミュレーター

品目と量を入れると、処分費に運搬費や作業員の費用などを足した「総額の目安」を、内訳つきで計算します。産業廃棄物税(処分税)と消費税は含みません。

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総額の目安
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産業廃棄物税(処分税)と消費税は含みません

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金額は、処理業者や公共の処分場が公開している料金表を2026年10月に確認し、その最小値と最大値を幅にした参考値です。運搬費は関東の料金表による幅で、多くは「〜円から」という下限の表示です。実際の金額は、距離・積込みの時間・階段作業・地域によって変わります。処分場の受入基準によっては、受け入れてもらえないこともあります。計算のしかたと出典はこのページの下にまとめています。

品目別の単価表

品目重量・個数・液量あたり体積あたり備考
太陽光パネル 2,000〜5,000円/枚 処分(リサイクル)費は1枚2,000〜5,000円です。この幅は主に環境省の令和3年度調査(2022年3月の報告書。11社、3,000円前後が中心)によるもので、対象地域に関東を含む事業者は2,600〜4,000円、関東だけを扱う1社は3,000円でした。今回確認した料金表のうち、1枚単位の料金を載せていたのは大阪の1件(2,000円/枚、税別)です。徳島の業者は200円/kg(税別。1枚20kgなら4,000円相当)です。割れの有無や、リサイクルか埋立かで変わります。撤去工事費と収集運搬費は別にかかります。
蛍光灯・水銀使用製品 60〜300円/本
300〜700円/kg
40W直管1本あたりの例です。専門の処理業者へ持ち込むと60〜100円/本、回収業者を通すと250〜300円/本(関東2件、税込表示の業者は税抜に換算)、北海道では600円/本の例もあります(幅には入れていません)。重量では直管300〜400円/kg、環形・コンパクト形350〜500円/kg、水銀灯・電球形・割れたもの600〜700円/kgの例があります。最低処分料金(5,000円/回)を設ける業者もあります。
業務用エアコン・冷凍冷蔵機器 15,000〜30,000円/台
0〜110円/kg
1台の上限に見える30,000円は、『30,000円〜』と表示している業者の最低額です。冷媒の種類と量、台数によってはこれを超えます。1台あたりの金額はフロン回収・破壊の費用で、kgあたりの金額は本体の処分費です。フロン回収の費用は冷媒の種類と量で変わり、回収4,000円 + 処理1,000円/kgという料金の業者もあります。本体は、金属くずなどとして0〜30円/kg、複合物として90〜110円/kgの例があります。取り外し工事と収集運搬費、消費税は別です。
パソコン・OA機器 500〜3,000円/台
30〜150円/kg
産廃業者に出す場合の例で、パソコン本体は買取になる業者もあります。データ消去の証明や搬出作業は別料金です。メーカーによる事業系パソコンの回収は見積り制です。約30社(パソコン3R推進協会の表記)の分を協会の窓口がまとめて受け付けており、自社で受け付けるメーカーもあります。各社の案内ページにも料金は載っていません(2026年10月4日に20社のページを確認)。
石膏ボード 30〜100円/kg 10,000〜30,000円/m³ 新築系の端材(乾いた板状)は10,000〜15,000円/m³、解体系の分別品は15,000円/m³前後、水濡れ・ミンチ状などでリサイクルできない物は20,000〜30,000円/m³です。重量では、新築ボード30円〜/kg・解体ボード45円〜/kg(京都)から、持込100円〜/kg(静岡)までの例があります。管理型処分場に直接埋め立てる手数料だけなら15.5円/kg(横浜市 南本牧)〜26.2円/kg(かながわ環境整備センター)です。収集運搬費と消費税は別です。
廃タイヤ 150〜2,800円/本
30〜88円/kg
乗用車用1本あたりの例です。タイヤ専門の処理業者では250円/本です(NKリサイクルの料金表では、鉄ホイール付きは外し賃込みで150円/本と読み取れます)。ほかの産廃処理業者に持ち込む場合は、1,100〜2,200円/本(東京の例。大阪では1,500円/本)の例があります。ホイール付きは、高くなる業者(総環: 1,500円→2,800円)もあれば、安くなる業者もあります。トラック・重機用は高くなります。収集運搬費と消費税は別です。
建設混合廃棄物 50〜130円/kg 10,000〜30,000円/m³ 木くず・廃プラ・紙が中心で、石膏ボードやがれきが混ざっていない軽い混合物は10,000〜18,000円/m³です。石膏ボードやがれきが混ざるものや、選別できないミンチ状のものは25,000〜30,000円/m³になります。収集運搬費と消費税は別です。
廃石綿等・石綿含有廃棄物 35,000〜70,000円/m³ 石綿含有産業廃棄物(スレート・ケイカル板などの成形板、レベル3)は、関東の業者3社の例で、安定型が35,000〜45,000円/m³、管理型が65,000〜70,000円/m³です。吹付け材など特別管理の「廃石綿等」は、料金を公開している最終処分場3か所(青森・岡山・高知。関東の出典なし)の持込料金が69〜200円/kgです。公共の最終処分場(かながわ環境整備センター)の石綿含有産業廃棄物の処分料金は316円/10kg(31.6円/kg)です(搬入計画の承認が必要。収集運搬・梱包は別)。除去・梱包の工事費、収集運搬費、消費税は別です。
感染性廃棄物 1,800〜4,000円/箱 20Lの専用容器1箱あたりの料金を、容器代・収集運搬・処分込みで示す業者が多い品目です(含む範囲は業者ごとに違います)。40〜50L容器では2,700〜6,000円の例があります。処分だけなら40L 1箱1,055円(高知の公共関与施設)、重量では100円/kg + 容器500円/箱の例があります。
オフィス家具・店舗什器 30〜150円/kg 7,900〜15,000円/m³ 金属製の机・椅子は30〜40円/kg、布張りや複合素材の家具は70〜150円/kgの例があります。金属だけでできた書庫・ロッカーは金属くずとして0〜20円/kgになることがあります。搬出の作業費と収集運搬費、消費税は別です。
廃バッテリー 300〜2,000円/kg リチウムイオン電池など、処分費がかかる電池の単価です。関東の業者4社(東京・埼玉・千葉)の料金表では300〜2,000円/kgです(税込・税別が混在。2,000円は『2,000円〜』と表示している業者の最低額で、電池の種類や状態(膨張・破損)によってはこれを超えます。発火対策の梱包・運搬費は別)。自動車用などの鉛バッテリーは処分費ではなく買取価格がつき、60〜123円/kg(税込、相場で毎日変動)の例があります。
消火器 1,000〜3,500円/本 この品目の金額の幅は、シール代・保管料・引き取りの運搬料を含んだ1本あたりの総額です(税込と税別が混ざっています)。小型(粉末6kg以下など)1本の例で、持込はシール代込みで1,000円(明光設備)、リサイクル費1,650円(伸榮産業、税別)、引き取りはシール代・運搬料込みで3,500円(チヨダ防災、税込)です。2009年以前のものには既販品用シール(小型500〜600円)が必要です。大型は持込5,000円/本(シール3,000〜3,600円を含む)の例があります。
畳 900〜3,000円/枚
40〜170円/kg
多くの業者は1枚2,200〜2,500円です。濡れ・腐敗した畳は単価が上がります(横浜の例で、通常1,400円/枚に対して2,000〜3,000円/枚、税別)。柔道畳など特殊な畳は、別見積りとする業者もあります。重さで請求する例では、わら畳40円/kg、発泡材入りの畳170円/kg、本畳・化学繊維畳67円/kgです。税込表示の料金表は税別に直しています。収集運搬費と消費税は別です。
タイルカーペット・床材 50〜150円/kg 20,000〜25,000円/m³ タイルカーペットだけで出すとkg単価(50〜150円/kg)、ほかの廃棄物と混ぜると容積(20,000〜25,000円/m³)で請求される例があります。石綿を含まないビニル床タイルは50〜150円/kg(大阪・京都・茨城)、長尺シートは25,000円〜/m³の例があります。石綿を含むとみなす床タイルは、石綿含有廃棄物の単価(横浜の例で税別35,000円/m³)になります。税込表示の料金表は税別に直しています。撤去の作業費、収集運搬費、消費税は別です。
発泡スチロール 100〜300円/kg 3,000〜6,000円/m³ 汚れのない白い緩衝材や魚箱など、リサイクルや固形燃料に回せるものは100円/kg前後、断熱材(スタイロフォームなど)や燃料にならないものは200〜300円/kgの例が多いです。容積建てでは、緩衝材・魚箱などの単品で3,000〜6,000円/m³、断熱材(ウレタン・スタイロフォーム)は11,000円/m³(横浜の例)です。税込表示の料金表は税別に換算しています。収集運搬費と消費税は別です。
木製パレット 15〜50円/kg パレット専用の単価は15〜30円/kgの例が多く(固形燃料の原料に限る条件の例を含む)、50円/kg〜の例もあります。一般の木くずと同じ単価(40〜50円/kg)を当てはめる業者もあります。北海道には、処理業者の工場で6.5円/kg(6,500円/t、消費税の記載なし)という例もあります。釘・ネジ付きのまま受け入れる業者がある一方、防腐剤付きの木材は別見積りとする業者もあります。収集運搬費は別です。消費税は、記載のある料金表ではすべて別です。
厨房機器 30〜110円/kg フロン類を抜いた業務用冷蔵庫・ショーケースの本体は30〜110円/kg、ガスコンロ・食器乾燥機・電子レンジなどの家電・雑品は30〜90円/kgの例です。金属が多い機器は、金属くずとして0〜30円/kgで引き取る業者もあります。ステンレスの作業台やシンクなど金属だけでできた物は、金属くずとして処分費がかからないか、量があれば買取になることがあります。フロン類の回収・破壊は別料金で、1台15,000円の例があります。取り外しと搬出の作業費、収集運搬費、消費税は別です。
複合機・コピー機 30〜150円/kg 処理業者の料金表には、コピー機・複合機・OA機器を30〜150円/kgとしている例があります。1台ごとの料金は1件(複合機4,000円/台、大阪)しか見つからなかったため、幅は示していません。トナーやバッテリーを外してからの持ち込みを求める業者や、トナーを受け入れない業者もあります。メーカーのデータ消去サービスは別料金です(例: 1台20,000円)。搬出の作業費、収集運搬費、消費税は別です。
マットレス・ソファ 2,500〜11,000円/枚
72〜300円/kg
大きく表示している金額はベッドマットレス1枚の料金です。シングル2,500〜6,000円、ダブル3,000〜8,000円、クイーン・キングは4,000〜11,000円の例です。ソファは1台2,500〜5,500円(1〜3人掛け)の例です。重さで請求する業者では、ソファ72〜150円/kg、スプリング入りマットレス90円/kg、マットレス・ソファ200円/kg、スプリングなしマットレス300円/kgの例があります。汚れや傷みのひどい物は別見積りとする業者もあります。税込表示の料金表は税別に換算しています。収集運搬費と消費税は別です。
便器・洗面台(陶器) 3,000〜5,000円/台
40〜100円/kg
大きく表示している金額は、便器1台(本体・タンク)の料金の例です。温水洗浄便座付きは1,000円を割り増す業者もあります。洗面台を1台単位で載せた料金表は1件(1式5,000円、横浜)しか見つからなかったため、幅は出していません。重さで請求する場合は、陶器・陶磁器くずとして40〜100円/kgの例があります。便器を受け入れない処分場もあります。税込で表示している料金表は税別に換算しました。サン・クリーンサービスとエーシーピー物流の料金表には、税込・税別の表示がありません。取り外しの工事費、収集運搬費、消費税は別です。
農業用ビニール・マルチ 66〜150円/kg 業者の料金表では、農業用ビニール150円/kg(茨城)、ビニール類・フィルム66〜70円/kg〜(北海道・沖縄)の例です。多くの地域では、市町村や農協などの協議会が共同回収をしています。鹿児島市の共同回収は塩化ビニルフィルム(農ビ)が70円/kg(税込、令和7年度、市内の農業者が対象)で、千葉市の協議会は農家の負担を1束(10kg)260円とし、残りを補助金や負担金で賄っています。農業用と明記した料金は茨城の1件で、北海道・沖縄はビニール類一般の料金です(北海道の料金表は塩ビ系を別扱い、沖縄はロール状・長尺物に追加料金)。農ビを受け付けるかは業者に確かめてください。土や水分が付いたままだと重さが増え、料金も上がります。業者の料金表はいずれも税別で、収集運搬費と消費税は別にかかります。
塗料・溶剤の缶 1,500〜2,500円/缶
62〜250円/kg
大きく表示している金額は、中身が完全に固まった塗料の一斗缶1缶の料金の例です(大阪1,500円、京都2,500円)。重さで請求する料金表では、乾いた塗料・固まった塗料が62〜250円/kg(東京・北海道・沖縄)です。液体の塗料・シンナーは「200円/kg〜、受入調整あり」(沖縄)や、水性塗料250円/kg(北海道)の例があります。ただし、引火性の物は別見積りとする業者が多く、液体を受け付けない処分場も多くあります。いずれも税別の料金表で、収集運搬費と消費税は別にかかります。
間仕切り・OAフロア 15,000〜22,000円/m³ 目安の金額は、パーテーションの容積あたりの料金の例です(京都15,000円/立方メートル〜、大阪はボード系パーテーション5枚以上で22,000円/立方メートル)。1枚2,000円(大阪、4枚まで)や、ほかの品目との混合廃棄物として72円/kg(東京)の例もあります。OAフロアのパネルは、料金を公開している例が見つからなかったため、個別見積りになります。料金表の金額はどれも税別です。撤去の工事費、収集運搬費、消費税は別にかかります。
金庫 5,500〜29,000円/台 大きく表示している金額は、高さ別に料金を決めている料金表の例です。高さ50cm未満は5,500〜9,000円、50cm以上1m未満は11,000〜19,000円、1m以上は16,500〜29,000円となっています(東京・大阪)。京都の1社は50kg以下で10,000円〜とし、大型は別料金です。京都のもう1社は1個50,000〜80,000円と高いため、上の金額には含めていません。重さで請求する例としては、金庫を混合廃棄物として72円/kg(東京)とする料金表があります。料金表はどれも税別です。伸榮産業(東京)・総環(大阪)・新関西テクニカ(京都)は、持ち込みの場合の料金と明記しています。収集運搬費と消費税は別です。
汚泥 30〜60円/kg 脱水済みの有機・無機汚泥を中間処理(乾燥・堆肥化・油水分離など)に出す場合は30〜60円/kg、建設汚泥(ベントナイト・泥土)は8〜40円/kg、焼却になる物や少量の回収は200〜250円/kgの例です。出典は北海道・東北・沖縄が中心で、関東の民間業者は1件(200円〜/kg)だけなので、参考程度にご覧ください。公共の最終処分場に直接持ち込める場合は、埋立料金が13〜26.2円/kgの例があります。横浜市の南本牧は建設汚泥13円・それ以外の汚泥15.5円、大阪湾フェニックスは汚泥A 14.85円(税込)、ASECは無機性汚泥19.4円(税別)、かながわ環境整備センターは26.2円(県条例の手数料)です。処分場によって税込・税別が混在し、受け入れる地域・品目・性状にも条件があります。産業廃棄物税・分析費・収集運搬費は別にかかります。
廃油 0〜120円/kg
25〜100円/L
再生できるきれいな油は0円または買取、水や泥が混ざった油は35〜120円/kg(L建てでは25〜100円/L)の例があります。東京港の船舶廃油の受入料金は25〜35円/L、有害液体物質(海洋汚染防止法のX・Y・Z類)に当たるものは40円/L以上です。塗料・シンナー・グリスは100〜200円/kg、引火性の油や特別管理に当たるものは300円/Lやドラム缶1本3〜5万円の例があります。関東の陸上の業者の料金表は、「廃液・廃油300円/kg〜」(埼玉・東京)しか見つかっていません。
廃酸 90〜150円/kg
30〜350円/L
廃酸の料金を公開している業者は少なく、kgの幅は北海道・沖縄の2件、Lの幅は写真・印刷の定着廃液(愛知・鳥取)の例です。関東で見つかったのは「廃液・廃油300円/kg〜」(埼玉・東京)の1件だけです。料金は濃度や有害物質の有無で変わり、pH2.0以下など特別管理に当たるものはドラム缶1本3〜5万円の例があります。
廃アルカリ 90〜150円/kg
30〜350円/L
廃アルカリの料金を公開している業者は多くありません。kgの幅は北海道・沖縄の2件、Lの幅は写真・印刷の現像廃液(愛知・鳥取)の例です。関東の例は「廃液・廃油300円/kg〜」(埼玉・東京)の1件だけです。料金は濃度や有害物質の有無で変わり、pH12.5以上など特別管理に当たるものは、ドラム缶1本3〜5万円の例があります。
廃プラスチック類 25〜100円/kg 4,000〜18,000円/m³ 固形燃料(RPF)やリサイクルに回せるきれいな軟質プラスチックは安く、汚れたもの・複合素材・硬質のものは高くなります。発泡スチロールや断熱材など軽いものは別単価(100〜300円/kg)です。収集運搬費と消費税は別です。出典のうち横浜市の公共最終処分場の料金は、直接搬入したときの埋立料金(13円/kg)です。中間処理を含まないため、幅には入れていません。
ゴムくず 55〜100円/kg 天然ゴムのくずの単価です(旭金属の95円/kgは、タイヤを含むゴムくずの単価)。合成ゴムやタイヤは廃プラスチック類として扱われます。ゴムマット・コンベヤベルトは70〜90円/kg、ゴムクローラは100〜120円/kgの例があります。収集運搬費と消費税は別です。出典のうち横浜市・北九州市の公共最終処分場の料金は、直接搬入したときの埋立料金(13円/kg)です。中間処理を含まないため、幅には入れていません。
金属くず 0〜40円/kg 0〜6,000円/m³ 鉄と非鉄に分けてあり、量がまとまっていれば買取(10円/kg〜の例)になります。プラスチックや断熱材が付いた物は処分費がかかります。処分費が0円でも運賃はかかり、消費税は別です。
ガラスくず・コンクリートくず・陶磁器くず 22〜100円/kg 12,000〜28,000円/m³ ガラス・タイル・瓦が単品でそろっていれば安く、木・紙・石膏ボードが付いたものや混載は高くなります。重い品目なので、容積より重量で請求される場合があります。収集運搬費と消費税は別です。
がれき類 10〜70円/kg 6,000〜15,000円/m³ コンクリートがら・アスファルトがら単品の単価です。鉄筋入りや大きな塊は割増になることがあります(無筋・有筋を同じ単価にしている業者もあります)。ごみ・タイル・瓦が混ざると、25,000〜30,000円/m³の混載単価になります。収集運搬費と消費税は別です。公共の最終処分場に直接搬入する埋立料金は13〜19.5円/kgです(かながわ環境整備センター・横浜市 南本牧。いずれも事前の申込みや承認など受入れの条件があり、中間処理の費用は含みません)。
紙くず 20〜60円/kg 2,000〜8,000円/m³ 固形燃料や古紙に回せる紙は安く、段ボールや古紙は0円〜有価で引き取る業者もあります。汚れた紙や焼却に回る紙は高くなります(80円/kg〜の例があります)。収集運搬費と消費税は別です。
木くず 15〜50円/kg 3,500〜13,000円/m³ チップにできる廃材やパレットは安く、塗装材・化粧板など再生できないものや、ほかの廃棄物と混ぜて積んだものは高くなります。生木・枝葉・根は別単価(40〜80円/kg、10,000円/m³〜)です。収集運搬費と消費税は別です。
繊維くず 55〜95円/kg 衣類・天然繊維は55〜62円/kg(固形燃料の原料にする衣類55円/kg、焼却55円/kg、固形燃料の原料にならない天然繊維62円/kgの例)、布団・じゅうたん・反物は90円/kg前後の例があります。再生原料にできる天然繊維の生地なら、0〜20円/kgで引き取る業者もあります。収集運搬費と消費税は別です。
動植物性残さ 23〜100円/kg 料金の例は、堆肥化・メタン化で23円/kgから(千葉)、発酵で50円/kgから(北海道)、焼却で100円/kg(北海道)です。持込で90円/kgから(静岡、処理方法の記載なし)、堆肥化でも100円/kgから(沖縄)とする例もあります。回収のたびに収集運搬費がかかります。消費税は別です。
動物のふん尿 300〜4,400円/t 市町村が条例で定める堆肥センターの使用料(家畜排せつ物1tあたり)の例で、持ち込みは300〜4,400円、収集を頼むと1,000〜2,000円です。いずれも地元の畜産農家向けの料金です。民間の処理業者の料金表は見つかっておらず、関東の出典もありません。尿は7,700円/tの例があります。
動物の死体 29,347〜58,545円/頭 成牛1頭の例では、町営の焼却場・処理センターの利用料が29,347〜30,577円です(運搬は別料金で、5,890円の例があります)。岐阜県東濃家畜保健衛生所が2019年10月に示した例では、化製処理に保管と県外輸送の料金を加えて58,545円(税込64,400円)です。子牛・豚・山羊は、月齢や体重に応じて680〜20,400円に下がります。金額は、税込の料金を税抜きに直したものです。与論町は、利用料とは別に施設更新のための積立金(成牛20,000円、徴収する期間は町の委員会が決定)を定めています。町外から利用する場合は料金が加算されます(新ひだか町は2倍)。出典は北海道・鹿児島・岐阜の公的な料金です。関東の出典と、kg単価の料金表は見つかっていません。
燃え殻 個別見積り 民間の処理業者が公開している料金表が見つからないため、目安の幅は出していません。受入基準を満たす物を公共・公共関与の最終処分場へ直接搬入する場合、埋立料金は11.5〜26.4円/kg(税抜)の例があります(岡山県環境保全事業団11.5円〜新潟県環境保全事業団26.4円)。消費税・産業廃棄物税・中間処理費・分析費・収集運搬費は別にかかります。
鉱さい 個別見積り 民間の処理業者が公開している料金表が見つからないため、目安の幅は出していません。受入基準を満たす物を公共・公共関与の最終処分場へ直接搬入する場合、埋立料金は9.5〜26.2円/kgの例があります(岡山県環境保全事業団9.5円(税抜)、大阪湾フェニックス12.0円(税別に換算。料金表は税込13.2円)、ASEC 16.7円(税別)、かながわ環境整備センター26.2円(県条例の手数料))。税込・税別の表示は処分場ごとに異なります。産業廃棄物税・中間処理費・分析費・収集運搬費は別にかかります。
ばいじん 個別見積り 民間の処理業者が公開している料金表が見当たらないため、目安の幅は載せていません。受入基準を満たすものを公共・公共関与の最終処分場へ直接搬入する場合、埋立料金は8.5〜27.5円/kgの例があります(処分場によって税込・税抜が混在。中間処理・分析費・収集運搬費は別)。
動物系固形不要物 個別見積り 公開されている料金表が少ないため、目安の幅は出していません。北海道の処理業者には、焼却300円/kgの例があります。レンダリング原料として有価になる部位か、焼却になるかで費用は大きく変わります。北海道の町営のと畜場が、と畜の依頼者から受け取る特定部位処理手数料は、条例の上限で牛1頭1,048円(税込)です。これは処分を委託する料金ではありません。
13号廃棄物 個別見積り 民間の処理業者が公開している料金表が見つからないため、目安の幅は出していません。受入基準を満たすものを公共関与の最終処分場へ直接搬入する場合、埋立料金は20.2〜26.2円/kgの例があります(愛知ASECは第13号廃棄物で税別、神奈川は燃え殻・汚泥・ばいじんを処分するために処理したものの条例手数料。産業廃棄物税・中間処理・分析費・収集運搬費は別)。北九州市の処分場は市有施設・市発注工事から出たものしか受け入れず(8,500円/t、税込)、岡山の水島処分場は処理前の廃棄物の単価を当てはめるため、どちらも幅には入れていません。

見積書で確認したい4つの項目

  1. 処分費: 上の表の単価です。中間処理か最終処分かで変わります。
  2. 収集運搬費: 車両1台ごと、または距離で決まります。関東の公開料金表では、2t車で1.5万〜3万円、4t車で1.8万〜3.5万円がよくある範囲です。
  3. 処分税: 導入している道府県では、1トンあたり1,000円程度が加算されます。
  4. マニフェスト費・諸経費: 1部数百円です。電子マニフェストなら、かからない場合もあります。

業者によって単位(kg・m³・台)が違う見積りの比べ方は、「見積りの単位が業者ごとに違うときの比べ方」にまとめています。

計算のしかた

処分費

品目ごとに単価の幅へ量を掛け、合計します。単価は上の表と同じです。

量が少なく、計算した下限・上限が1回の最低料金の幅を下回るときは、下回った側を最低料金に置き換えます。品目によって処分先が分かれることがあるため、最低料金は品目ごとに当てはめています。単価が0円からの品目(金属くず・廃油)は、有価で買い取られることもあるため、下限を0円のままにしています。感染性廃棄物を箱単位で入力したときは、最低料金を当てはめていません。1箱の料金に容器代や運搬費を含めている業者があるためです。

最低料金は1回1,000〜5,000円としています。これを金額で定めている公開料金表3件の幅です。このほか、「100kg未満の持込は100kgで計算」「重量10kg・容積0.5m³刻み」のように、最小の単位で定めている業者もあります。

出典: 沖縄県産業廃棄物処理協同組合(沖縄)、総環(大阪)、ウム・ヴェルト・ジャパン(埼玉)

車両の台数

品目ごとの量を体積(m³)と重さ(t)に換算して合計し、1台に積める量で割って切り上げます。体積と重さで台数が違うときは、多いほうを使います。「量から選ぶ」では、運搬費の幅の真ん中の額で比べて、2t車と4t車のうち安くなるほうを選びます。

車両積める量運搬費(1台)
2t車(平ボディ・ダンプ・コンテナ)4m³・2t(重さは仮の値)15,000〜30,000円
4t車(平ボディ・ダンプ・コンテナ)8m³・4t(重さは仮の値)18,000〜35,000円

積める体積は、車両ごとの容積を載せている公開料金表の値です。積める重さは、車両の呼び名(2t・4t)をそのまま当てた仮の値です。実際の最大積載量は車両ごとに異なるため、重い物を出すときは業者に確認してください。高さ制限や道幅のために4t車が入れない現場では、「2t車」を選んでください。

コンテナ車では、重い物を積めない場合があります。

容積の出典: 晴栄運送(東京・埼玉)、エーシーピー物流(静岡)

運搬費の出典(2t車): リビスタ(埼玉)、GATE(埼玉・東京)、山一商事(埼玉)、ISHIDA(埼玉)、伸榮産業(東京)、サン・クリーンサービス(千葉)

運搬費の出典(4t車): GATE(埼玉・東京)、ISHIDA(埼玉)、山一商事(埼玉)、晴栄運送(東京・埼玉)、伸榮産業(東京)、サン・クリーンサービス(千葉)

関東以外では、1台5,000円〜(沖縄県産業廃棄物処理協同組合の2t車)や10,000円〜(エーシーピー物流の2t車、市内平野部)という料金表もあります。このページでは、関東の料金表をもとに幅を決めています。

汚泥・廃油・廃酸・廃アルカリのような泥状・液状の物は、バキューム車やドラム缶で運ぶため、2t・4t車の料金が当てはまらないことがあります。

体積と重さの換算

「重さ(t)=体積(m³)×換算係数(t/m³)」で換算します。係数には、川口市と福岡市が公開している換算係数の参考値を使っています。川口市の表には、環境省の通知(平成18年12月27日付け環廃産発第061227006号)と電子マニフェストで使われている値を参考にした、との注記があります。石膏ボードの値は福岡市の表によります。実際の重さは、中身や詰め方によって大きく変わります。

品目換算係数(t/m³)
廃プラスチック類0.35
紙くず0.30
木くず0.55
繊維くず(係数の区分: 繊維くず(天然繊維くず))0.12
ゴムくず(係数の区分: ゴムくず(天然ゴムくず))0.52
金属くず1.13
ガラスくず・コンクリートくず・陶磁器くず1.00
がれき類1.48
石膏ボード(係数の区分: 廃石膏ボード)0.30
建設混合廃棄物0.26

この表にない品目は、m³で入力すれば体積だけ、kg・tで入力すれば重さだけで台数を出します。個数(台・本・枚など)や液量(L)で入力した品目は、台数の計算に含めていません。台数は手入力で変更できます。

出典: 川口市「産業廃棄物等の種類と体積から重量への換算係数(参考値)」、福岡市「(特別管理)産業廃棄物の種類と体積から重量への換算係数【参考値】」

作業員とマニフェスト

運び出しや積込みを頼むときの作業員の費用は、1人8,000〜30,000円で計算します。1時間程度の積込みなら、運搬費に含めている業者や、数千円の加算で済む業者もあります。

出典: リビスタ(埼玉)、伸榮産業(東京)、沖縄県産業廃棄物処理協同組合(沖縄)、ISHIDA(埼玉)、GATE(埼玉・東京)

マニフェストの手数料は、1部0〜500円で計算します。マニフェストは産業廃棄物の種類ごと・運搬先ごとに交付するため(廃棄物処理法施行規則第8条の20)、ここでは品目ごとに1部としています。手数料が無料の業者もあります。

出典: G-LINE(埼玉)、エヌズトランス(京都)、伸榮産業(東京)、総環(大阪)

場面の想定例から始めるとき

オフィス移転・店舗の閉店・リフォーム・工場の定期回収など、場面別ページにある「費用の想定例」の品目と量が入ります。量は説明のための仮の値で、実際の現場の量ではありません。

このシミュレーターでは最低料金・マニフェスト・作業員の費用も足すため、場面別ページの想定例の額とは少し異なります。想定例の台数が量から出した目安と違うときは、想定例の台数を入れています。

自社で運ぶとき

「運搬費を含めない」は、自社で処分場へ持ち込む場合に選びます。持込を受け付けているかどうかは、処分場に確認してください。自社の車で運ぶ場合も、車体の両側面に産業廃棄物を運ぶ車である旨と会社名を表示し、決められた書面を車に備え付けておく必要があります(廃棄物処理法施行規則第7条の2の2)。

含めていないもの

  • 産業廃棄物税(処分税)と消費税
  • フレコンバッグなどの容器代、コンテナの設置費
  • 距離が長いときの加算、待機・手積みの追加料金、駐車場代
  • 契約書の作成手数料(3,000円の例があります)、少量回収の追加料金
  • 廃石綿等・石綿含有廃棄物の運搬費(専用の取り扱いが必要なため個別見積り)
  • 感染性廃棄物の運搬費(容器代・収集運搬・処分を含めた1箱の料金を示す業者もあれば、処分費とは別に1回ごとの収集運搬費(3,000円〜/回の例)を取る業者もあります。ここでは運搬費を別に足していません。料金に含まれる範囲は、見積書で確認してください)
  • 自社で運ぶときの車体の表示と書面の用意(運搬費を含めない場合)

目安をつかんだら、実際の見積りで確かめましょう

品目・地域・連絡先を入れるだけで、無料で依頼できます。対応できる許可業者が見つかれば、その業者から見積りのご連絡が届きます。いまは神奈川・東京・千葉が中心で、対応できる業者が見つからない地域・品目のときは、その旨をご連絡します。

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