事業所でよく出る品目

金庫の処分費用と処理方法

事務所・店舗・工場で使わなくなった耐火金庫や手提げ金庫、キャビネット型の金庫。鉄製で重く、処分費は1台ごとに高さや重さで決める業者が多い品目です。

金庫の要点

区分 産業廃棄物(業種を問わない)。鉄の外箱・扉は金属くず。金庫を混合廃棄物として受け付ける業者もある(耐火金庫は金属以外の材料を含む)
書類に書く品目名許可証・委託契約書・マニフェスト 金属くず。金属以外の部分を含むときは、その品目も(委託先と相談して決める)
主な処理方法 受け付けた施設で解体・選別し、鉄などの金属は資源に回す。方法は施設ごとに確認
見積りの単位 台(高さ・重さ別)。重さ(kg)で請求する業者もある
買取の可能性 公開されている料金表では、処分費がかかる品目として載っている

区分は品目の一般的な扱いです。最終的な判断は、自治体と委託先の業者にご確認ください。

処分費の目安(収集運搬費・産業廃棄物税・消費税は別)
5,500〜29,000円 / 台

大きく表示している金額は、高さ別に料金を決めている料金表の例です。高さ50cm未満は5,500〜9,000円、50cm以上1m未満は11,000〜19,000円、1m以上は16,500〜29,000円となっています(東京・大阪)。京都の1社は50kg以下で10,000円〜とし、大型は別料金です。京都のもう1社は1個50,000〜80,000円と高いため、上の金額には含めていません。重さで請求する例としては、金庫を混合廃棄物として72円/kg(東京)とする料金表があります。料金表はどれも税別です。伸榮産業(東京)・総環(大阪)・新関西テクニカ(京都)は、持ち込みの場合の料金と明記しています。収集運搬費と消費税は別です。

出典(2026年10月に確認):伸榮産業(東京)、総環(大阪産業廃棄物リサイクル処分センター)(大阪)、新関西テクニカ(京都)、エヌズトランス(京都)、有明興業(東京)

金庫の見積りを依頼する

該当するもの

  • 事務所の耐火金庫
  • 店舗のレジ横・バックヤードの金庫
  • 手提げ金庫
  • キャビネット型・書庫型の大型金庫
  • 鍵や暗証番号が分からなくなった金庫

分類と法的な扱い

事業所で使っていた金庫は、業種を問わず産業廃棄物です。鉄でできた外箱や扉は金属くずに当たります。金属くずは業種が限られていない品目です(廃棄物処理法施行令2条6号)。

耐火金庫は、火災のときに中身を守るため、壁や扉の中に金属以外の材料が入っています。東京の業者には、料金表で金庫を「混合廃棄物」として受け付けているところもあります。委託契約書やマニフェストにどの品目で書くかは、委託先と相談して決めてください。

家庭から出る金庫は対象外です。市区町村の案内に従ってください。

処分費用の内訳と安くする方法

公開されている料金表では、金庫は1台ごとの料金で、高さや重さで値段が変わります。たとえば、高さ50cm未満で5,500〜9,000円、1m以上で16,500〜29,000円です。ほかに、混合廃棄物として72円/kgとする例や、1個50,000円以上とする例もあり、業者によって大きく違います。

  • 高さ・幅・奥行きと、分かれば重さを伝えて見積りを取る
  • 設置場所の階数、エレベーターの有無、搬出経路を伝える。重い金庫は運び出しに人手や機材がいるため、運搬費が上がりやすい
  • 料金表の金額は、持ち込みの場合の料金であることが多い。引取りを頼むときは、収集運搬費が別にかかる
  • オフィス家具などと一緒に出すときは、まとめて見積りを取る

処理方法(中間処理・最終処分・リサイクル)

受け付けた施設で解体・選別し、鉄などの金属は資源に回します。金属以外の部分の処理方法は施設ごとに違うので、委託先に確かめてください。

委託するときの注意点

  • 中身は必ず空にしてください。 書類・現金・印鑑・記録媒体が残っていないか、引き渡す前に確かめてください。
  • 鍵や暗証番号が分からず開けられない金庫は、見積りのときにその旨を伝えてください。受け付けるかどうかは業者によって違います。
  • 委託先が金属くずなどの許可を持っているかを許可証で確かめ、書面で契約して、マニフェストを交付します。
  • リースの金庫は処分せず、リース会社に返します。
  • 中から出てきた不要な書類の処分は、紙くずのページをご覧ください。

よくある質問

開けられなくなった金庫も、そのまま処分できますか?

受け付ける業者もあります。ただ、中身が分からないまま渡すと、現金や機密書類を失うおそれがあります。開けられないことを見積りのときに伝え、扱いを相談してください。

金庫は鉄くずとして売れますか?

公開されている料金表では、金庫は処分費がかかる品目として載っています。売れるかどうかは、業者に確かめてください。

金庫1台の処分費はいくらですか?

公開されている料金表の例では、高さ50cm未満で5,500〜9,000円、1m以上で16,500〜29,000円です。運搬費は別にかかります。見積り依頼で相談できます。

関連する品目

このページの費用は目安です。法令の記述は、環境省や都道府県の公開情報をもとにしています。最終的な判断は、所管の自治体と委託先の業者にご確認ください。

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