ガラスくず・コンクリートくず・陶磁器くずの処分費用と処理方法
板ガラスや陶磁器のくず、製品の製造で出たコンクリートくず。工事で出たコンクリート破片はがれき類です。
ガラスくず・コンクリートくず・陶磁器くずの要点
| 区分 | 産業廃棄物(業種を問わない)。工事で出たコンクリート破片はがれき類 |
|---|---|
| 書類に書く品目名許可証・委託契約書・マニフェスト | ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず |
| 主な処理方法 | 破砕してカレット・グラスウール原料・路盤材・骨材、安定型最終処分場での埋立(石膏ボードなどは除く) |
| 見積りの単位 | 立方メートル・kg(重いので重量で請求されることもある) |
| 買取の可能性 | 基本はなし(処分費がかかる) |
区分は品目の一般的な扱いです。最終的な判断は、自治体と委託先の業者にご確認ください。
ガラス・タイル・瓦が単品でそろっていれば安く、木・紙・石膏ボードが付いたものや混載は高くなります。重い品目なので、容積より重量で請求される場合があります。収集運搬費と消費税は別です。
出典(2026年10月に確認):GATE(埼玉・東京)、山一商事(埼玉)、ISHIDA(埼玉)、リビスタ(埼玉)、サン・クリーンサービス(千葉)、晴栄運送(東京・埼玉)、伸榮産業(東京)、有明興業(東京)、総環(大阪産業廃棄物リサイクル処分センター)(大阪)
ガラスくず・コンクリートくず・陶磁器くずの見積りを依頼する該当するもの
- 割れた板ガラス
- ガラス繊維くず(グラスウール)
- 陶磁器・タイルのくず
- 製造工程で出たコンクリート製品の不良品
- 耐火れんがのくず
- 廃石膏ボード
- ガラスびん(事業所から出たもの)
分類と法的な扱い
ガラス・陶磁器・コンクリートのくずは、業種を問わず産業廃棄物の「ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず」です。 ただし、コンクリートは出た場面で品目が変わります。
| 出た場面 | 品目 |
|---|---|
| 工場で製品を作るときに出たコンクリートくず・不良品 | ガラス・コンクリート・陶磁器くず |
| 建物などの工作物の新築・改築・除去で出たコンクリート破片 | がれき類 |
同じコンクリートでも、解体工事で出た破片はがれき類です。建設工事の廃棄物は、原則として元請業者が排出事業者になります。
廃石膏ボードもこの品目に入りますが、安定型処分場に埋め立てられないなど、扱いが異なります。詳しくは石膏ボードをご覧ください。
処分費用の内訳と安くする方法
目安は1m³あたり12,000〜28,000円、1kgあたり22〜100円です(公開されている料金表の幅)。
- ガラス・陶磁器・コンクリートを分け、金属や木を外す
- 割れたガラスは飛散しないよう容器に入れる(作業時間が減る)
- まとまった量なら、リサイクル先を持つ業者かどうかを見積りのときに確認する
- 事業所のガラスびんは中身を空にして、キャップを外しておく
処理方法(中間処理・最終処分・リサイクル)
破砕したあと、ガラスはカレット(ガラス原料)や断熱材(グラスウール)の原料、路盤材などに使われることがあります。陶磁器やコンクリートも、路盤材や骨材として再利用されることがあります。残りは安定型最終処分場に埋め立てられます。環境省の令和5年度実績では、この品目の再生利用率は約80%、最終処分は約13%です。ただし、廃石膏ボード、廃ブラウン管の側面部、自動車や電気機械器具の破砕物、水銀使用製品、有害物質や有機物が付いた容器包装は、安定型には埋め立てられません。食品の汚れなどが付いたびんは管理型の扱いになります。
委託するときの注意点
- 業者の許可品目に「ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず」があるか確認し、書面で契約する
- 石綿(アスベスト)を含む建材は廃石綿等や石綿含有産業廃棄物として別の扱いになる
- 蛍光管は水銀を含むため蛍光灯として分ける
よくある質問
解体工事のコンクリートはこの品目ですか?
いいえ。工作物の新築・改築・除去に伴って出たコンクリート破片はがれき類です。
事務所の割れた食器や窓ガラスはどう扱いますか?
事業所から出たものなら、この品目の産業廃棄物です。家庭から出るものは市区町村の家庭ごみのルールに従ってください。
グラスウールも同じ品目ですか?
はい。ガラス繊維くずとして、この品目に入ります。飛散しやすいので、袋に入れて出してください。
関連する品目
ガラスくず・コンクリートくず・陶磁器くずと関係するほかの品目
このページの費用は目安です。法令の記述は、環境省や都道府県の公開情報をもとにしています。最終的な判断は、所管の自治体と委託先の業者にご確認ください。