品目ごとの法律

リチウムイオン電池とは

読み: りちうむいおんでんち

ノートパソコン・電動工具・モバイルバッテリーなどの充電式電池。衝撃や熱で発火することがある。事業所から出るものは分別し、リチウムイオン電池を処理できる産業廃棄物処理業者に委託する。

どういうものか

リチウムイオン電池は強い衝撃や高温に弱く、それが原因で発火することがあります。実際に、廃棄物処理施設などで火災が起きています(環境省)。環境省は、事業所や工場から出るものは分別し、処理ができる産業廃棄物処理業者に委託するよう求めています。

どの産業廃棄物の品目(汚泥・廃プラスチック類・金属くずなど)に当たるかを国が一律に定めた規定は見当たらず、自治体によって案内が異なります。委託先の許可の事業の範囲に該当する品目がそろっているかを確かめたうえで、委託契約書とマニフェストを用意して出します。

リチウム蓄電池などの密閉形蓄電池は、資源有効利用促進法の指定再資源化製品です(施行令7条・別表第六)。製造・加工・修理・販売を行う事業者には、自主回収と再資源化が求められます(法53条)。製造または輸入販売する数が年200万個以上の事業者は、取組みが著しく不十分な場合に勧告・命令の対象になります(法59条、施行令30条)。

小型充電式電池を回収するJBRCは、広域認定を受けています。事業者も排出者登録をすれば回収を依頼でき、その場合、マニフェストは不要です。回収の対象は、JBRC会員の製品で電池の種類が分かるものに限られます。破損・水濡れ・膨張した電池や、外装のないラミネート型の電池は対象外です。

いつ出てくるか

ノートパソコン・タブレット・電動工具・業務用端末・モバイルバッテリーなどを処分するとき、機器から電池を外して出すときに出てきます。

排出事業者がやること

  • 端子を絶縁テープでふさぎ、他の廃棄物と混ぜない
  • 潰したり濡らしたりせず、熱を避けて保管する
  • 膨張・破損した電池は分けておき、早めに業者に相談する
  • JBRCに出せるか(会員の製品か、種類が分かるか、異常がないか)を確かめる

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根拠にした資料

法令の記述は、廃棄物処理法・同施行令・同施行規則と、環境省・自治体の公開資料をもとにしています。運用は自治体によって異なることがあるため、個別の判断は所管の自治体にご確認ください。

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