再生利用率とは
読み: さいせいりようりつ
排出された産業廃棄物のうち、再生利用された量の割合。全国の令和5年度実績は54.7%で、品目によって大きく違う。
どういうものか
排出された量に対して、再生利用された量がどれだけかを示す割合です。環境省の調査では、排出された後そのまま再生利用された量と、中間処理の後に再生利用された量を合わせて再生利用量としています。
令和5年度の全国の産業廃棄物は、総排出量約3億6,725万トンのうち、約2億79万トン(54.7%)が再生利用されました。残りは減量化が42.9%、最終処分が2.4%です。
品目別では、がれき類95.9%、金属くず95.4%、動物のふん尿94.9%、鉱さい91.2%が高く、汚泥7.6%、廃アルカリ22.4%、廃酸33.0%、廃油46.1%が低くなっています。再生利用率が低い品目でも、最終処分の比率が高いとは限りません。最終処分の比率が高いのは、ゴムくず25.5%、燃え殻18.7%、廃プラスチック類13.9%などです。
国の統計の再生利用率は、排出量に対する再生利用量の割合です。処理業者が示すリサイクル率と比べるときは、その率が何を分母にしているか(排出量か、受け入れた量か、残さを含むか)を確かめ、条件をそろえてから比べてください。
いつ出てくるか
委託先が公開しているリサイクル率を見るとき、自社の環境報告や処理計画書で実績をまとめるとき、国の統計と比べるときに出てきます。
排出事業者がやること
- 業者が示すリサイクル率が、何を分母と分子にしているか(重さか、残さを含むか)を確かめる
- 自社の数字を国の統計と比べるときは、品目の構成が違う点に注意する
- 分別を進めて、再生利用に回せる量を増やす
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根拠にした資料
法令の記述は、廃棄物処理法・同施行令・同施行規則と、環境省・自治体の公開資料をもとにしています。運用は自治体によって異なることがあるため、個別の判断は所管の自治体にご確認ください。