比重換算とは
読み: ひじゅうかんさん
体積(m³)と重さ(t)を、1m³あたりのトン数(換算係数)で置き換えること。単位の違う見積りを比べるときや、報告書にトン数を書くときに使う。
どういうものか
比重換算は、「1m³あたり何tか」という係数を使って、体積と重さを換算することです。重さ(t)= 体積(m³)× 換算係数 で求めます。見積りの単位がkgとm³で分かれているときに、単位をそろえるために使います。
環境省は、マニフェスト交付等状況報告書の排出量をトンで書くのが難しい場合の参考として、品目ごとの換算係数を示しています(平成18年12月27日 環廃産発第061227006号)。たとえば、廃プラスチック類0.35、紙くず0.30、木くず0.55、金属くず1.13、工作物の新築・改築・除去に伴うコンクリートの破片など1.48、建設混合廃棄物0.26です。電子マニフェストでトン以外の単位を使ったときは、情報処理センターがこの表で換算します。
この係数は、通知の中でも「マクロ的な重量を把握するための参考値」とされています。実際の比重は、詰め方、水分、混ざり方で大きく変わります。仮に廃プラスチック類が4m³なら、4 × 0.35 = 1.4tです。kg単価25〜100円なら35,000〜140,000円、m³単価4,000〜18,000円なら16,000〜72,000円になります(このサイトの目安の単価)。計量した実績があれば、そちらを使ってください。
いつ出てくるか
kg単価とm³単価の見積りを比べるとき、マニフェスト交付等状況報告書にトン数を書くときに出てきます。
排出事業者がやること
- 見積りを比べるときは、換算係数で単位をそろえてから総額で比べる
- 計量した実績があれば、係数ではなく実績の重さを使う
- 報告書でトン数を推計したときは、どの係数を使ったかを残しておく
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根拠にした資料
法令の記述は、廃棄物処理法・同施行令・同施行規則と、環境省・自治体の公開資料をもとにしています。運用は自治体によって異なることがあるため、個別の判断は所管の自治体にご確認ください。