車建てとは
読み: くるまだて
「2t車1台いくら」のように、車両1台分を単位に料金を決める方法。計量しなくて済む一方、何をどれだけ積んだかは記録しておく必要がある。
どういうものか
車建ては、運ぶ車両の大きさと台数を単位に料金を決める方法です。収集運搬費は2t車・4t車の1台いくらで示されるのが一般的です。処分費でも、コンクリートがら(無筋)を2t車1台9,500円(税別。総環、大阪)とする例のように、車種別の料金を出している処分場があります。
1台に積める量は、車の種類で変わります。公開されている料金表には、2tのコンテナ車(アームロール車)で4m³、4tで8m³としている例があります(エーシーピー物流)。3tのコンテナ車で4m³、4tのコンテナ車で8m³とする例もあります(晴栄運送)。軽い廃プラスチック類は、荷台がいっぱいになっても重さはそれほど出ません。逆にがれき類は体積の割に重いため、荷台が埋まる前に重さの上限に達します。
環境省の通知では、マニフェスト交付等状況報告書の排出量をトンで書く際、「2t車1台」のような単位で委託した場合は、積んだ廃棄物の体積を推計し、換算係数を掛けてトン数を出す方法が示されています。車建てで頼むときも、品目ごとのおおよその体積を記録しておくと、報告や見積りの比較に使えます。
いつ出てくるか
少量やスポットの回収を頼むとき、「1台いくら」の見積りを受け取ったときに出てきます。
排出事業者がやること
- 車の大きさと、1台に積める量の目安(m³・t)を確かめる
- 積み切れなかったときの追加の台数や料金を確かめる
- 品目ごとのおおよその体積を記録し、報告書のトン数の計算に使う
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根拠にした資料
- 環境省 通知「産業廃棄物管理票に関する報告書及び電子マニフェストの普及について」(平成18年12月27日、別添2換算係数)
- 総環(大阪)の料金表
- 晴栄運送(東京・埼玉)の料金表
- エーシーピー物流(静岡)の料金表
法令の記述は、廃棄物処理法・同施行令・同施行規則と、環境省・自治体の公開資料をもとにしています。運用は自治体によって異なることがあるため、個別の判断は所管の自治体にご確認ください。